日日是好日。

忘れたくないこと。好きなもの。

太陽のパスタ、豆のスープ

ちょっと前、久しぶりに大学の同期のR君と電話して、彼がめちゃくちゃ頑張ってる話きいて、ただ毎日をなんとなく過ごしてる自分に気づき、気づかれ、お前はどうしたんや。って言われて、ムカついて。(笑)

 

そろそろ自分のために頑張れない人を卒業しなきゃと思う今日この頃。今日はそんな時に読んだ本の感想を📚

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)

 

 

婚約破棄という人生最大の絶望みたいな出来事から始まって、そこから前を向いて歩きはじめる女性のおはなし。

この本のお気に入りどころはふたつ✌🏻

1. ドリフターズ・リスト

ドリフターズ・リストは、やりたいこと、楽しそうなこと、ほしいものを思いつくままに書き出したリストのことで、本の中では主人公が前を向くための明日へのリストになってるもの。

生活に足掻いてた大学2年生の頃、ドリフターズ・リスト的なものをiPhoneのメモに作ったことを思い出したり、同じようなことをしてる友達と出会ったことを思い出した。その時の私にとって、リストを作ることと、それをこなすことは生きていく上で意味のあることやとしか考えてなかったから、本の中で桜井さんが言ったこの言葉がすごく印象に残った💡

リストなんてやめたほうがいい。リストって反面教師なのよ。たとえば、克己って書く人は、自分を克服していない人。今日やれることを明日に延ばすな、って書く人はいつも明日に伸ばしちゃう人でしょう。自分の気になっていること、自分にはできないことを挙げるのね。つまり、不可能リストなの。そのリストに書かれているのはすべてあなたの弱点だってこと。ほんとうに大事なこと、どうしても守りたいものは口に出したり紙に書いたりしないほうが賢明なんじゃないかしら。

これを読んだ時に、「たしかに。」って思ってしまったから今の自分は結構、意思弱めやと思う。大学2年生の頃にこれを読んでたら多分、これは弱点を克服するための可能性リストなんやって胸はって言えてた気がする。なんだかんだ言って、社会人になって社会に染まって、自分を見失いつつあることに気づけてよかった🤦🏻‍♀️😅

2.でてくるお料理たち

『太陽のパスタ、豆のスープ』っていうタイトルがついていることもあって、あらゆる場面でご飯を食べるシーンがでてくる。そのどの料理も主人公にとってなにかしらの意味をもってて、自分にとってもそういうことあるなあって😌主人公がリストに従ってル・クルーゼの黄色のお鍋を買って、その鍋を使ってご飯を作る場面が何回かでてくるんやけど、その描写がすごくしっくりくる。自分でご飯を作る時のわくわく感とか、少し生活が充実する感じにすごい共感した◎最近はお弁当も晩ごはんも全然作れてないから、またキッチンに立つ日を増やしたいなと☺️

 

この本の最後に書かれてたこと、

私が選ぶもので私はつくられる。好んで選んだものも、ちょっと無理をして選んだものも、選ぼうとしなくても無意識のうちに選び取っていたものも。

結局、なにもかも自分次第ってこと。

環境とか仕事とかいろんなことに文句言うけど、結局そこで自分がどうしたいか、どうありたいのかを考えて行動していくことこそが自分をつくっていく。

そんなことを改めて認識させてもらえました🌱

 

大学の時に作ったドリフターズ・リスト的なものは、最近はそれこそ一切れのパン(※本読まないと分からんな)どころか忘れ去ったみたいにしまったままになってるから、社会に染まりかけてる今、もう一回リスト作ってみようと思います📝

 

最後にお気に入りどころが似てるおすすめの本を2つ。

ゆたかな人生が始まる シンプルリスト (講談社+α文庫)

ゆたかな人生が始まる シンプルリスト (講談社+α文庫)

 
キッチン (角川文庫)

キッチン (角川文庫)

 

 

明日から下期始まるけど、リストに縛られすぎず、でも心のどっかにとめながら頑張ろう🏋🏻‍♀️

このブログも自分のペースで更新していきます◎